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中津に量り売りの食材店「ワッカ」 環境に配慮、プラスチック不使用

「WAKKA」店主のジャズーリ・陽子さん

「WAKKA」店主のジャズーリ・陽子さん

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 量り売りの食材店「WAKKA(ワッカ)」が8月26日、「UPCYCLE(アップサイクル)中津荘」(大阪市北区中津3)にオープンした。

店舗内観

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 モロッコ料理店「ル・マラケシュ」(大淀中1)を営む店主のジャズーリ・陽子さんが、過剰な個別包装をやめてプラスチックごみが出ない買い物をしてもらおうとオープンした同店。不用品に新たな価値を加えて再生する「アップサイクル」に共感する店が集まるという築65年の木造アパートをリノベーションした「UPCYCLE中津荘」に店を構えた。

 店内の内装には、環境に配慮し廃材やリンゴの木箱をリサイクルして作ったテーブルや棚などを使う。

 商品はオーガニックの食材を中心にアルガンオイルやスパイスなど約50種類を用意。持参してもらう瓶や食品保存容器などに詰めて販売する。必要な分だけ購入してもらうことでフードロス削減になるという。価格は、「アルガンオイルロースト」(100グラム)=2,200円~、「ビーフタジンスパイス」(20グラム)=800円~、「大豆ミート」(100グラム)=290円など。大阪・能勢から届く無農薬野菜を月に2回販売する。

 ジャズーリさんは「プラスチック容器やフードロスを減らし、環境問題を考えるきっかけを作っていきたい。今後は日常使いしてもらえるように商品数を増やしていければ」と意気込む。

 営業時間は12時~19時。水曜・木曜定休。

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