「ホテル ヴィラフォンテーヌ グランド 大阪梅田」（大阪市北区曽根崎2）が8月1日、東梅田の高層複合タワー「梅田ガーデン」にオープンした。運営は「住友不動産ヴィラフォンテーヌ」（東京都新宿区）。

朝食限定の和食ビュッフェ

　同社が運営するホテルシリーズ「ヴィラフォンテーヌ」は駅に近い立地と広めの客室が特長という。今年3月に完成した地上56階高さ191メートルの複合タワー「梅田ガーデン」の4階から8階に出店する同館は大阪初の店舗となる。観光客のほか、女性グループやカップルの利用を想定し、「Reborn（＝生まれ変わる）」をコンセプトに掲げる。

　客室はダブル・ツインルームをロの字型に175室設ける。面積20平方メートルが中心。シモンズ製のベッドやシャワーヘッド「ミラブルzero」を全室に設置し、黒や木目の家具を備える。特別フロアという位置付けの8階「KAGARI ～篝（かがり）～」の客室のベッド周りには、小上がりの段差とバルミューダのワイヤレススピーカーを設ける。

　4階にはロビーとレストランを配置。ロビーには、全方位から客とのコミュニケーションを図れるようにとアイランド型のカウンターを設ける。レストラン「GRANDE AILE（グランドエール）」は朝食のみの営業で、和食を提供する。ライブキッチンカウンターでは、目の前で西京焼きや塩焼きなどの焼き魚を調理して提供する。

　宿泊料金は1人1泊9,510円～。