キッズプラザ大阪(大阪市北区扇町2)全館で7月30日から、夏の企画展「キッズ流 忍者大作戦2022 夏の陣 ~心・技・体をきわめるのじゃ!~」が開催される。
昨年夏休みの時期に初開催した同イベント。忍者の心得「心・技・体」をテーマに据え、コミュニケーション力や生きる知恵・技術、元気な体を習得してもらうことを目的に掲げる。8歳までの子どもを対象に、作って、遊んで、学べる体験イベントやワークショップなどを用意する。
イベントは17種類。5階のキッズプラザホール前には、ダンボールで作った「からくり忍者屋敷迷路」を設置し、体を動かすだけでなく考えながら進めるよう仕掛けを施す。忍者が使っていたとされる「忍者文字」などのはんこを使ってオリジナルかばんを作る新イベント「忍びバッグ作り」や、あいさつなどの礼儀から「手裏剣打ち」の実践まで一人前の忍者を目指してプロの忍者講師から指導を受ける「ジャカジャカ忍者」など体験型イベントもそろえる。
夏休みの自由研究に向け、ワークショップ3種類を実施する。紙を火であぶると果汁で描いた文字や絵が浮かび上がる「忍法 あぶり出しの術」やカラフルなバブルアートを作る「忍法 しゃぼん玉の術」、色の付いた墨を水に流して紙に色を付ける「忍術 墨ながしの術」を用意する。
同館企画課の吉村幸子さんは「忍者の知識や知恵を体験し学ぶことで、『生きる力』を身につけてほしい。夏休みの思い出にもなるよう、家族で参加してもらえれば」と話す。
営業時間は9時30分~16時30分。ワークショップは別途参加料が必要。8月21日まで。