焼き肉店「肉の天満屋 神楽亭(かぐらてい)」(大阪市北区天神橋4)が6月1日、「A5ランク雌牛サーロインの肉手巻き寿司(ずし)」の販売を期間限定で開始した。運営は「お肉のカンパニー」(都島区)。
同商品は、利用が少なかった40代以上のアッパー層をターゲットに開発。通常メニューの「手巻き肉寿司」をアレンジし、3種類を1皿(2,198円)で提供する。使う肉は融点が低く口の中で油が溶けやすい「A5ランクの雌牛サーロイン」。トッピングにはしょうゆなどで味付けしたカキ、ホタテ、ウナギをのせる。すしを1貫ずつのせる木皿は岐阜の食器店から特注した。
「肉の天満屋」は、2020年8月、天神橋筋6丁目駅前に1号店が、昨年11月に2号店として天神橋筋商店街に同店が、それぞれオープン。同店の店舗面積は79平方メートルで、席数は、カウンター13席、テーブル28席。総頭数のうち10パーセントしか市場に出回らないA5ランク雌牛の肉を味わえると、昼は会社員などのランチ利用が、夜は20代~30代の若年層の利用が、それぞれ多いという。
同商品を開発した山田力也店長は「おいしさはもちろん、目でも楽しめることを意識した」と話す。
8月31日まで提供する。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~23時。