大阪北区・中津エリアの持続可能なまちづくりをテーマにしたイベント「中津万博」が5月29日、中津中央公園(大阪市北区中津3)・中津福祉会館(同)で開催される。
イベントのテーマは「未来の中津を考えよう」。3年後に迫った大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を中津でも実践し、万博開催に向けた機運を高めるのが目的。2025年までに年2回、計8回の開催を予定し、今回が1回目となる。中津地域活動協議会と地元企業などが実行委員会をつくった。
近隣の子どもに向け、スマートボールや輪投げなどのゲーム(1回=100円)を提供するほか、飲食ブースとキッチンカー合わせて11店が出店。「射的」「ヤカーリング」などの体験イベントも実施する。各ブースの運営は地元の企業・団体・行政が担当する。目標来場者数は1000人。
イベントを企画した一般社団法人うめらく(同)の山田摩利子さんは「地域活動は地域で住む人たち(町会)のものというイメージが強いが、本来は住む人、働く人、学ぶ人、遊びに来る人の誰でもが関われるもの。中津万博を通じてこれまで地域活動に縁がなかった人にも地域活動に関心を持ってもらいたい」と話す。
開催時間は11時~16時。入場無料。