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梅田1丁目エリアマネジメント始動 官民連携で梅田の5社、価値向上目指し

大阪駅前地下道のデジタルサイネージ

大阪駅前地下道のデジタルサイネージ

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 梅田の街づくりの中核を担おうと発足した一般社団法人梅田1丁目エリアマネジメント(大阪市北区芝田1)が4月1日、梅田1丁目地区で大阪市建設局と締結した基本協定に基づくエリアマネジメント活動を開始した。

道路上での食事施設・休憩施設の設置イメージ

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 同法人は、2020年3月に設立。大阪市北区梅田1丁目地区のエリアマネジメント活動を行おうと、社員には、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)、大阪地下街(「ホワイティうめだ」などを運営)、西日本旅客鉄道(JR西日本)、阪急電鉄、阪神電鉄が名を連ねる。法人の所在地は阪急阪神不動産内。大阪市から2021年5月、都市再生特別措置法に基づいて地域の街づくりの中核を担う「都市再生推進法人」の指定を受けていた。

 大阪駅前地下道をはじめとする同地区の地上・地下の道路空間を有効活用し、歩道上にデジタルサイネージなどの広告を設置するなどで得た収益を道路空間を良好に維持する道路・植栽の維持管理や道路空間の利便性向上・にぎわい創出、安心・安全な都市環境の創出などに充てる。

 同地区の歩行者通行量や歩行者空間の魅力度など公共空間活用の効果も検証していく。将来的には大阪駅前地下道東広場に案内所を整備・運営する予定もあり、「居心地の良い歩きたくなる空間づくりとエリアの価値向上を目指す」という。

 活動期間は2026年3月31日までを予定する。

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