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神戸のギョーザ店が大阪にテークアウト専門店 冷凍食品の自動販売機

冷凍食品の自動販売機「イソガミ餃子STATION」

冷凍食品の自動販売機「イソガミ餃子STATION」

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 テークアウト専門店「イソガミ餃子(ギョーザ)STATION」(大阪市北区中津3)が2月17日、中津駅にオープンした。運営は龍鳳食品(同)。

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 龍鳳食品は55年にわたり飲食店を展開。同店では、神戸三宮の磯上通で運営する「ISOGAMI餃子バルTOMAKO」のメニューを冷凍で提供する。事業統括本部長の大里佳史さんは「『人々の生活を「上質に」「便利に」する』をキーワードに、飲食店で食べるおいしさを家庭で再現できる商品を開発した」と話す。

 大阪1号店となる同店は、冷凍食品の自動販売機で販売をする。提供するメニューは、「神戸薄皮餃子」(20個=600円)や「超チーズ餃子」(6個=500円)、冷凍自動販売機限定で肉汁量を増やした餃子バルTOMAKOの看板商品「磯上肉汁餃子」(12個=1,000円)など5種類。保冷剤付きのバックも販売する。

 「磯上肉汁餃子」について、大里さんは「店では、商品およびサービスや雰囲気などトータルでの満足を提供できるが、持ち帰り品は商品が全てになる。おいしさはもちろん、驚きと感動を自宅で感じてもらうためサイズを大きくし、肉汁量を増やした」と話す。

 オープン以来、想定の3倍ほどの売上高を出しているという。写真を撮影する客が多く、既にリピーターもいるという。今年度中に自動販売機を活用した無人販売7店と有人販売3店をテークアウト専門で出店する予定。無人販売店は災害などの緊急事態にも業務を中断せず事業を継続させられるBCPの一環にもなる。

 大里さんは「コンビニやスーパーなどがないエリアにも出店を考えている。季節ごとの期間限定商品や定期的なお得商品を販売するほか、アンケートを実施するなどで、無人販売店でもお客様とのつながりを大切に、 長く親しまれる店を目指す」と意気込む。

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