大阪・梅田の街をデジタル空間上に再現した「JM(Japan Multiverse)梅田」で3月12日・13日、音楽フェス「JM梅田ミュージックフェス(β)」が開催される。
阪急阪神ホールディングス(大阪市北区芝田1)が進めている、デジタル技術の活用を通じた既存事業の収益力強化や、デジタル空間での新たな収益事業創出を目指す取り組みの一環。「Japan Multiverse Project」と題して、梅田の街をデジタル空間上に再現した「JM梅田」を舞台に開催する。今夏に本格的な音楽イベントを開催する予定で、今回はトライアルイベントとして実施するという。
デジタル空間上には、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町8)前と、阪神梅田本店(梅田1)前のエリアを再現。VTuberなどのバーチャルアーティストによる音楽ライブを開催する「ステージゾーン」と、イベントやグッズを販売する「ブースゾーン」の2つを設置する。来場者はアバターを通じて参加し、会場内を自由に散策することが可能。音声やテキストを用いて、来場者同士でコミュニケーションを取ることも可能で、周囲を気にせず会話できる「プライベートボイスチャット機能」や、感情表現やあいさつを手軽に行える「エモート機能」なども用意する。
グループ経営企画室広報部の正岡裕也さんは「デジタル空間ならではの魅力が詰まったイベント。多くのお客さまにアバターとなって楽しんでいただき、感動を提供したい」と意気込む。
開場は12時。閉場は22時59分。入場無料(一部有料)。