ホテルヴィスキオ大阪(大阪市北区芝田2)が2月1日、近畿大学(東大阪市小若江3)との産学連携コラボレーション宿泊プランの提供を開始した。
2020年に地元大阪発祥企業との共同企画を始めた同ホテル。今回は第3弾で、大学とのコラボは初。近畿大学も、大阪市内のホテルとの宿泊企画は今回が初の試みとなる。マーケティング部の藤川春菜さんは「近畿大学は大阪を代表する大学。『近大マグロは知っているが、食べたことはない』という方もいるのでは」と、ホテル側から声を掛けて企画が実現した。
販売する宿泊プランは1泊2食付き。夕食は、ホテルから徒歩4分のところにある「近畿大学水産研究所 グランフロント大阪店」(大阪市北区大深町3)で提供する。プランでは、世界初の完全養殖技術で生まれた「近大マグロ」を含む料理9種類をコースで用意する。朝食は同ホテル1階の「ヴェルデ カッサ」でパスタやパンなど40種類が食べ放題のビュッフェを提供。近大マグロの中骨からだしをとったフリーズドライみそ汁1食分を土産として用意する。近畿大学水産研究所が監修した「近大マグロのぬいぐるみクッション」を先着20室に進呈する特典も設ける。
藤川さんは「近大マグロを味わうきっかけや、ホテルに泊まることで旅行気分になってもらい、食事の思い出が楽しい旅のひとつとなるプランになれば」と話す。
宿泊料金は、「スタンダードシングル」=1万2,100円~、「モデレートツイン」=9,400円~、「デラックスツイン」=9,100円~。9月30日まで。