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梅田の専門学校に期間限定カフェ 学生が企画運営、売り上げは福島県に全額寄付

カフェ・ラポールのスタッフ

カフェ・ラポールのスタッフ

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 ECC国際外語専門学校(大阪市北区中崎西2)が12月3日~5日、期間限定企画「カフェ・ラポール」を展開する。

学生が考案したドリンクも

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 東日本大震災で被災した福島県の復興を目的に、2012(平成24)年から毎年開催している同企画は今年で11回目。同校のホテル観光学科の学生が主体となり、企画・運営を手掛ける。売り上げは福島県に全額寄付する。これまで9256人の来店があり663万円の寄付金を集めた。

 運営メンバーは9月に行った福島県知事のオンライン表敬訪問から始まり、その後福島県のPRイベントに参加、現地の農園へ出向いて研修を受けるなどしてカフェで提供する内容を決めた。会場では学生がドリップしたコーヒーや、オリジナルモクテル、福島県産食材を使ったスイーツなどを提供する。待合室には、福島県の観光施設に設置されたアバターロボットを遠隔操作できるパソコンを設置する。アバターロボット稼働時間は4日・5日=12時~15時。

 同カフェ総支配人で、海外インターンシップコースホテル専攻3年生の永野奈々子さんは「今年は授業で学んだSDGsもカフェに取り入れている。歴代の先輩が使っていた制服やネクタイを再利用したり、規格外果物を加工して作った商品も提供したりする予定。私たちの取り組みを入り口に福島の魅力発見や、SDGsへの興味関心につながれば」と期待を寄せる。

 開催時間は11時~17時。

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