決済機能を搭載したスマートリング「EVERING(エブリング)」のポップアップスペースが9月24日、ルクアイーレ(大阪市北区梅田3)9階「梅田 蔦屋書店」内に期間限定でオープンした。
「EVERING」は、内部にICチップが埋め込まれ、指にはめたリングをVISAカードのタッチ決済に対応するリーダーにかざすだけで支払いが完了するスマートリング。10月に予定する一般販売に先立ち、同会場で予約購入やワンタッチ決済体験ができる。価格は1万9,800円。東京や福岡にも開設し、梅田は関西初となる。
専用アプリからチャージするプリペイド式で充電は不要。素材は、義歯の素材としても使われ耐久性がある「ジルコニアセラミック」。防水機能があり、はめたまま手洗いもできる。サイズ展開は17種類あり、カラーはブラックのみ。年内にはホワイトの発売も予定する。クレジットカード同様、決済機能の有効期限(4年)がある。紛失した場合は、アプリで使用を停止できる。
同社・共同代表の津村直樹さんは「メインターゲットは20代~30代の男性。利用者からは『スマホ決済がわずらわしかった』という声も多かった。EVERINGはワンタッチで決済ができるスピードが特徴。便利さはもちろん、セキュリティー面に一番注力している」と話す。
営業時間は10時30分~20時。2022年3月31日まで。