100円ショップ「ダイソー」を展開する大創産業(広島県)の新業態「Natural Coordinate(ナチュラルコーディネート)」の1号店が4月3日、リンクス梅田(大阪市北区大深町)3階にオープンした。
新業態は「プチプライスでお部屋をおしゃれに変える」をコンセプトに、コロナ禍でおうち時間が増え需要が高まっているテーブルウエア、キッチンツール、インテリアなどの生活雑貨に特化した。同社が展開する「ダイソー」と300円ショップ「THREEPPY(スリーピー)」の商品から約1800点を集めた。商品の約7割は110円で、110円~1,100円の価格帯でそろえる。店舗面積は109平方メートル。
ターゲットは20~40代の女性で、自然素材や温かみのある色味の商品をそろえる。店舗運営本部の小笠原彰宏さんは「店内はナチュラルカラーをベースにダイソー色を排除した。コーディネートの参考になると、商品を組み合わせたディスプレーを撮影するお客さまが多い」と話す。
売れ筋の商品は、アカシア素材の木製食器(110円~770円)、サボテンやエアープランツなどの観葉植物(110円~330円)、大きさや形の異なる豊富な種類をそろえる白色の食器(110円~330円)、インテリア収納雑貨や浴室・ランドリー用品など。
同館5階に「ダイソー」、同フロアには「3COINS」や「FrancfrancBAZAR」など競合が多いなか、小笠原さんは「買い回りを楽しんでいただき、相乗効果を狙いたい。今後、新業態の店舗展開も進めていきたい」と意気込む。
営業時間は10時~21時(新型コロナウイルス感染拡大防止のため変更の可能性あり)。