阪急大阪梅田駅(大阪市北区芝田1-1-2)3階改札内に3月19日、コラボ飲食店「OSAKA na kitchen(おさかなキッチン)×猫部パーラー」が1年間の期間限定でオープンした。
2019年7月にオープンした「OSAKA na kitchen」は、窓際で電車を眺めながら、漁港直送の魚介類を使った料理とワインを楽しめる飲食店。今回コラボするのは、通信販売「フェリシモ」(兵庫県神戸市)が展開する「フェリシモ猫部」(以下「猫部」)の初の飲食業態となる「猫部パーラー」。「猫部」はネコ好きの同社社員が、2010(平成22)年9月から「猫と人がともにしあわせに暮らせる社会」を目指し、オリジナルネコグッズを企画開発している。店舗面積は60平方メートル。席数は22席。
既存メニューにネコモチーフを加えアレンジしたものや、限定のコラボメニューを提供する。焼き魚にネコ型の大根おろしを添えた「おさかにゃ定食」(ランチ=1,100円、ディナー1,408円)、エビやムール貝などの魚介類をたっぷりのせ、竹炭で黒く色付けた「黒猫ブイヤベースカレー」(ランチ=1,518円、ディナー=1,408円)など既存の食事メニューを「猫部」監修でアレンジ。
15時~17時限定で提供し、2人で楽しめる「ニャフタヌーン」はコーヒーとケーキやアイスを盛り合わせた「スイーツセット」(3,080円)、ワインと鮮魚を使ったおつまみの「ワインセット」(3,300円)を用意。「猫部」の人気商品「にゃんこタルトクッション」(6,703円)を再現した「猫部パーラーフルーツタルト」(880円)や、ロゴマークをイメージした「猫部パーラープリンアラモード」(968円)などのコラボメニューを用意する。
店内には20種類以上のグッズそろえるコーナーも設け、グッズ購入のみの来店も可能。同店を運営するスイミージャパン(東京都江東区)が展開するワインバル「大阪エアポートワイナリー」や「深川ワイナリー東京」で醸造したワインに「猫部パーラー」オリジナルラベルが付いたボトルワイン(2,420円~)や「猫部パーラー缶入りチョコラスク」(1,275円)などの同店オリジナルグッズや店内で使用するネコが描かれたグラスや食器なども販売する。
フェリシモに約10年在籍した経歴を持つ、スイミージャパンの中本徹社長は「コロナ禍で夜の集客が難しいことから、今回のコラボではカフェメニューを強化した」と話し、広報を担当する石倉いずみさんは「常連の方にも来ていただけるよう既存メニューも残しつつ、ネコ好きの方には見た目もかわいいコラボメニューを食べたり、写真を撮ったり、グッズを買ったり、いろいろな楽しみ方をしてほしい」と呼び掛ける。
営業時間はランチ=11時~15時、アフタヌーン=15時~17時、ディナー17時~23時(大阪府の営業時短要請中、日曜・祝日は21時まで)。来年3月までを予定。