展覧会「誕生45周年記念 ねずみくんのチョッキ展 なかえよしを・上野紀子の世界」が1月15日、大丸梅田店(大阪市北区梅田3)13階特設会場で始まる。
1974(昭和49)年に刊行した絵本「ねずみくんのチョッキ」は、児童文学作家のなかえよしおさんと、絵本作家で画家の上野紀子さん夫婦が共同で手掛けた。現在、36巻まで続くロングセラーで、発行部数はシリーズ累計400万部を超える。
会場では、同シリーズの絵本原画やスケッチなど約180点を展示し、名場面を背景に写真撮影できるフォトスポットも3カ所設置。上野さんが挿絵を手掛け、小学校の教科書にも掲載された「ちいちゃんのかげおくり」の原画や、シュルレアリスム的世界を冒険するファンタジー絵本「少女チコ」シリーズの作品も展示する。
期間中、会場に設置したステッカーを貼って完成させる、展覧会オリジナル絵本付き入場券の販売を行うほか、小学生以下の入場者には、ねずみくんになりきって展覧会を楽しめる「ねずみくんのチョッキと耳」を進呈するなど、参加型の仕掛けも用意する。
グッズコーナーでは、「パペットキーチェーン」「ダイカットタオル」(以上、880円)、「トートバッグ」(2,750円)など300点以上の商品を販売する。
開催時間は10時~20時(31日は18時まで)。当日券は、一般=800円、中高生=600円、小学生=400円。未就学児無料。オリジナル絵本付入場券は一般=1,300円、中高生=1,100円、小学生=900円。今月31日まで。