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ホワイティうめだに「蛇口から日本酒」 コロナ禍に対応し再登場、サブスクも

アマビエ型の蛇口から新潟県産の日本酒を注ぐ

アマビエ型の蛇口から新潟県産の日本酒を注ぐ

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 地下街「ホワイティうめだ」(大阪市北区小松原町)の新潟県アンテナショップ「新潟をこめ」が1月6日より、蛇口から日本酒が出てくるイベント「蛇口から日本酒 ニューノーマル」を開催している。

足踏み式で非接触型に変更

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 昨年は蛇口を回し、おちょこで飲む形式であったが、今回、コロナ禍に適応した形式で再登場。足でペダルを踏み、蛇口から日本酒が出る仕組みで非接触型へ変更した。その場で飲むのではなく、専用ボトルで持ち帰るテークアウトで提供。現地の酒蔵とオンラインでつなぎ接客を行う(不定期開催)。店内の密を避けるため、「新潟をこめ」店頭ではなく、同地下街の東端のイベントスペースで行う。

 期間中は、DHC酒造、長谷川酒造、高の井酒造など、新潟県内6つの酒造から直送した、関西で流通量が少ない銘柄を2~3日ごとに入れ替えて提供する。約170ミリリットルが入るボトルに、アマビエ型の蛇口から日本酒を注ぐ(1回660円)。6銘柄を1回ずつ利用できるサブスクリプションプランも用意(2,200円)。店内では、提供する酒造の瓶詰めの日本酒も販売する。

 同店のリニューアルオープンを記念して、昨年12月に初開催。25日間で通算約5600人が来店し、約825リットル(一升瓶450本分)を売り上げ、復活の声も多く寄せられたという。今年は、新型コロナウイルス感染症拡大による飲食店の営業自粛や宴会中止の影響で、出荷量が減る新潟県の酒蔵を応援したいと企画した。

 利き酒師の資格を持ち、広報担当の小池由麻さんは「日本酒を通じて、新潟の魅力を伝えたい。コロナが収束したら、現地に足を運んでほしい」と呼び掛ける。DHC酒造の中川敬之さんは「今しか味わえない新酒を用意した。ワイングラスで飲むと、フレッシュでフルーティーな香りがより楽しめ、生ハムやチーズに合わせてほしい」と話す。

 新型コロナウイルス対策として、マスクの着用や入店時の検温、体験前に手指消毒や除菌マットで靴裏の消毒を行う。

 営業時間は10時~21時。蛇口から日本酒の提供は、11時~12時30分、14時~15時30分、17時30分~19時。今月20日まで。

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