大阪府立中之島図書館(大阪市北区中之島1)本館2階レンタルスペース1で1月5日、展覧会「えんとつ町のプペル 光る絵本展」が始まった。
「映画 えんとつ町のプペル」が、昨年12月25日から公開されたのを記念して企画した同展。お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが原作を手掛けた同名絵本は、発行部数45万部を超える。空が煙に覆われた「えんとつ町」で、少年・ルビッチとゴミから生まれたゴミ人間・プペルが「星」を探す冒険の物語。
明かりを落とし、絵本のテーマ曲を流した会場では、絵本の原画パネルに内部から照明を当てた作品を展示し、世界観を表現する。絵本の物語に沿って41点展示する。会場内は、自由に写真や動画撮影できる。
来場客は「静止画なのに、絵に迫力があり驚いた。細かい部分まで書き込まれて、美術作品を見ているよう」と作品に見入っていた。同展担当者の川口静さんは「映画を見てから、展覧会に足を運んでほしい。映画の感動の余韻にひたれるのでお薦め」と呼び掛ける。
新型コロナウイルス対策として、混雑時の入場制限や館内の換気を行い、来場客には検温、マスクの着用、30分以内での鑑賞を周知する。
開催時間は9時~18時。入場料=500円。2歳未満無料。1月31日まで。