韓国料理と肉料理を提供するバル「肉ポチャ Jockey(ジョッキー)梅田店」(大阪市北区曽根崎2)が12月10日、曽根崎お初天神通り商店街にオープンした。
梅田・堂山に韓国料理店「ソウルラブ」、焼き肉店「ウルトラソウル」を手掛けるミートアート(太融寺町1)が運営する。ソウルラブは2018(平成30)年のオープン以来、10代後半~20代前半の女性客が連日200人以上来店し、コロナ禍でも人気が衰えなかった。
これまでの店舗の内装は、ピンク色をテーマカラーとしていたため、男性客が利用しづらかったという。今回、店内に屋台が並ぶ韓国の街並みを再現し、肉料理や肉すしのメニューも提供することで、男性客の取り込みも狙う。「肉ポチャ」のポチャは、韓国語でバルを意味する。満開の桜の木を飾り、Kポップ音楽の映像を流すエリアも用意する。店舗面積は約48坪。席数は80席。
看板メニューは、トッポギやラーメン、おでんなどが入った辛いトッポギ鍋の表面を、ホイップした生クリームで一面に覆った「ロゼトッポギ鍋」(3~4人前、3,600円)。食べる前に、赤色の鍋の具材と白色の生クリームを混ぜる様子から、ロゼワインにちなみ名付けた。辛い味付けの鍋に生クリームを加えることで、辛味が抑えられマイルドな味わいになるという。
そのほか、骨付きチキンの唐揚げを溶けたチーズに付けながら食べる「テバクチキン」(14本、3,600円)や肉すし13種類(1貫180円~)、肉料理は馬肉で作った「肉つくね」(200円~)、「極ハラミユッケ」(680円)など、100種類以上のフードメニューをそろえる。
ドリンクは、乳酸菌飲料「ヤクルト」とマッコリやソーダなどを合わせ、ヤクルト型のボトルに入れた「ヤクルトドリンク」(3種、600円)、カクテルの中にソルベを入れた「恋するアイスカクテル」(7種、500円)、サワー(380円~)、生ビール(500円)、ワイン(グラス、420円)など70種類以上を用意する。
岡本一応副社長は「内装は細部までこだわり、韓国の現地感を再現した。今は韓国へ気軽に行けないが、少しでも旅気分を味わってもらえれば」と話す。新型コロナウイルス対策として、入店時の検温と手指消毒、席の間引き、テーブル間にビニールシートの設置、スマホでのセルフオーダーなどを行う。
営業時間は15時~23時(新型コロナウイルス感染拡大の状況により変更あり)。