ホルモン焼き肉店「レモホル酒場 天四店」(大阪市北区天神橋4、TEL 080-7674-2152)が11月24日、JR天満駅近くの天神橋筋商店街にオープンした。
「レモホル酒場」は、全国に約20の焼き肉店を展開するGC(東京都港区)の焼き肉店新ブランド。11月21日、寝屋川・香里園に1号店をオープンし、同店は2店舗目となる。来春までに、東京や九州に3店舗のオープンを予定する。内装はレトロなタイルや、「大阪」「天四」の文字を型取ったネオン管のサインを掲げ、昭和感がありながらも新しい「ネオ大衆酒場」をコンセプトにする。店舗面積は約35坪。席数は62席。
メニューは、「生ホルモン食べ放題」(100分=1,628円、延長20分=330円)の1種類のみ。オプションで「サイドメニュー食べ放題」(同418円、同110円)を追加すると、ナムル、キムチ、モツ煮、カレー、ご飯、ソフトドリンクなどがセルフサービスで食べ飲み放題になる。1テーブル全員が同じフードメニューを注文する必要がある。同伴する小学生未満は無料。
ホルモンの種類は、ハツ、レバー、ハチノスなどが入った「赤盛り」、小腸、テッチャン、赤センなどが入った「白盛り」。それぞれ塩、ミソ、辛味(唐辛子)の3種類から味付けを選べる。そのほか、「センマイ刺し」「炙(あぶ)りレバー」も用意し、タッチパネルで注文する。牛のホルモン部分を一頭買いし、新鮮なものを提供するため「ホルモン独特の臭みが無く、プリプリとした食感が味わえる」と久田俊弥店長。
ドリンクの目玉は、各テーブルに1台ずつ設置されたサーバーから、セルフサービスで提供する「レモンサワー飲み放題」(60分=550円、延長30分=550円)。酸味や甘さなどが異なる5種類のレモンシロップから2種類を選び、プレーンサワーに合わせて好みの濃さで楽しめる。生ビール(429円)、ハイボール(385円)、マッコリ(429円)など、単品のドリンクも10種類以上用意する。
同社の加藤奈菜絵さんは「20代女性をメインターゲットとして想定していたが、近隣に勤めるサラリーマンの方の来店も多い」と驚きの表情を見せる。「ホルモンの品質と安さには自信がある。コロナ禍で暗くなりがちだが、換気のいい店内でホルモンを食べて元気になってほしい」と呼び掛ける。
営業時間は、月曜~金曜=15時~23時、土曜=12~23時、日曜・祝日=12時~22時(新型コロナウイルス感染拡大の状況により、変更あり)。