バナナジュース専門店「CRAMS BANANA(クラムスバナナ)」が9月7日、JR大阪駅直結の商業施設「エキマルシェ大阪」(大阪市北区3)に期間限定でオープンした。
2017(平成29)年11月、大阪・高槻に初出店した「CRAMS BANANA」。茨木や東京・秋葉原、道頓堀にも出店し、現在6店舗を展開する。道頓堀店と同店をフランチャイズで運営するくれおーる(中央区)が手掛けた新ブランド「SHITTORI(シットリ)」のサンドイッチも店内で販売する。テーブル=19席、カウンター=4席のイートインスペースを設ける。
一杯につきバナナ2本を使い、氷や水を加えないため、「濃厚でクリーミー」な味わいが特徴。ジュースに使うバナナは、糖度の高い高地栽培されたものを店舗でさらに追熟させ、甘みと粘りを引き出すという。バナナと牛乳、蜂蜜のみで作るシンプルな「濃厚バナナジュース」(500円)、ドラゴンフルーツを加え、ピンク色がSNS映えすると人気の「ドラゴンフルーツバナナジュース」(600円)のほか、抹茶を加えた「抹茶バナナジュース」(540円)など、メニューは全部で20種類。50円追加での牛乳から豆乳に変更も可能。
サンドイッチに使う食パンは、濃厚なバナナジュースとの相性を考え、「しっとり」した食感に仕上げるため、試行錯誤したという。具材は大分県産の高級卵「蘭王」を使ったものをメインに、6種類を用意。ダシを効かせた「極厚だし巻きサンド」(250円)、玉子入りのポテトサラダに煮卵をトッピングした「トロトロ煮卵とポテサラサンド」(イートインのみ、326円)、生クリームを挟み、季節のフルーツを載せた「果汁溢(あふ)れる季節のフルーツサンド」(300円)など。1日20本限定で「SHITTORI食パン」(1.5斤、650円、価格は全てテークアウトの場合)も販売する。
「CRAMS BANANA」を運営するNOGIKU(高槻市)の菊農(きくの)章夫社長は「梅田は出店したかった場所の一つ。今年中に関西エリアで3~4店出店する予定」と意気込む。くれおーるの加西幸裕社長は「ウィズコロナに合わせ、テークアウト商品を充実させたいと考え、サンドイッチの新ブランドを立ち上げた。バナナジュースとサンドイッチ1つで、おなかがいっぱいになる満足感を目指した」と話す。
営業時間は10時~21時。来年3月31日まで。