「和みの創作焼肉 輝(ひかる) 北新地」(大阪市北区堂島1)がリニューアルオープンして1カ月がたった。
精肉店「肉工房 たじまや」(旭区)が手掛ける、肉料理を中心とした創作和食店として昨年10月1日にオープン。新型コロナウイルス感染症の影響により3月からディナー営業を休止していたことや、「焼き肉の方が肉の質の高さをより感じてもらえるのでは」と考えたことから、店内に無煙ロースターを設置し創作焼き肉店として再スタートした。
肉は松阪牛や佐賀牛を中心に扱い、精肉店から店に直送する。目玉メニューは「極上シャトーブリアン」で、松阪牛または佐賀牛のシャトーブリアン100グラムを2,178円で提供する。おかみの澤田真希江さんは「精肉店直送ということで何かインパクトのあるものを出したかった」と話す。
ヘレやロース、カルビ、ホルモンなどの部位を提供するほか、中に海鮮とナムルを入れ、キムチで包んだ「輝特製キムチ」(748円)や肉厚のタンをマンゴーのようにカットした「マンゴータン」(1,408円)、締めとして人気があるという「すだち冷麺」(1,078円)などを用意する。コースは黒毛和牛中心の「満腹焼き肉コース」(5,280円)と松阪牛や佐賀牛中心の「極上焼き肉コース」(7,678円)の2種類、ランチは焼き肉、ハンバーグ、ステーキなどのセットメニューを900円から提供。
澤田さんは「以前に比べお客さんがおいしいと言って帰ることがぐっと上がったのでうれしい。北新地の焼き肉は敷居が高いと思われるかもしれないが、気軽に来店してほしい」と呼び掛ける。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~22時。日曜・祝日休み。土曜は予約のみ。