「ホテル エルシエント大阪」(大阪市北区曽根崎1)が8月1日、梅田・曽根崎にオープン する。運営は関電アメニックス(中央区)。
「ホテル エルシエント京都」(京都府京都市)に次ぎ、「エルシエント」ブランド国内2カ所目となる同ホテル。地上17階建てで、1階にドリンクや軽食などを提供するゲストラウンジ、2階にサウナ付き大浴場、3階以上に客室253室(ダブル=112室、ツイン=141室)を備える。
「地域共生型ホテル」をコンセプトに掲げ、曽根崎の知られざるパワースポットを巡るツアーや、曽根崎で働くドラァグクイーンが出張メーキャップを行う「ドラァグクイーン体験プラン」などを宿泊客向け企画として用意する。ゲストラウンジでは、山本能楽堂による上方芸能ワークショップや、上方落語家の露の団姫(つゆのまるこ)さんによる高座など、日本の伝統芸能に触れるイベントの開催や、不定期でドラァグクイーンが接客を行うなど、季節に応じてオリジナル企画を展開する。
ゲストラウンジの営業時間は6時30分~23時。朝食は、たこ焼きやお好み焼き、串カツなどのローカルフードを盛りつけた「大阪プレート」と、野菜やフルーツなどの「ビタミンプレート」を用意する。11時からは商談やリモートワークに活用できるワークスペースとして開放しており、周辺飲食店からデリバリー注文した商品をフロントで受け取り、ゲストラウンジに持ち込むこともできる(利用料500円)。17時30分~23時はバータイムとして営業し、アルコール類やピンチョスなどのフード類を提供する。
このほか、龍谷大学の「チームノーマライゼーション」メンバーで立ち上げた「革靴をはいた猫」のシューズリフレッシュ・サービスや、近隣の「アーバンフィット24梅田店」を22時まで利用できるサービスも用意する。宿泊料金は9,000円~。