リンクス梅田(大阪市北区大深町)地下1階のご当地物産店「ニッポンスタンダード」(TEL 06-6147-3265)で現在、妖怪「アマビエ」を模したまんじゅう「アマビエ饅頭」が販売されている。
開発したのは、東京都の和菓子店「あわ家惣兵衛」(東京都練馬区)。「アマビエ」は、疫病退散にご利益があるとされる妖怪で、新型コロナウイルスが世界的に拡大し始めて以来、SNSを中心に話題となっている。
アマビエ饅頭について、同社の佐藤晋作さんは「商業全般が厳しい状況の中、何か元気づけられないかと思い商品化した」と話し、「(アマビエは)少し怖いイメージがあるので、かわいく仕上げた。他店では練り切りなど生菓子中心の商品化が多いため、日持ちするまんじゅうで創作した。中は免疫力強化を考え、ヘルシーなごま餡(あん)を使っている」とこだわりを話す。
価格は1個324円。賞味期限は14日間。店舗スタッフの宇都宮美子さんは「最近話題になっていることもあり、若い人からご年配の人まで幅広く購入される。『かわいい』という声が一番多く、1日40個を売り上げた日もある」と好評ぶりを話す。
同施設地下1階の御堂筋線側で毎週水曜に開催しているマルシェ「リンクスマルシェ」(17時~20時)内で、不定期で販売することも。
営業時間は11時~21時。アマビエ饅頭は現在、東京実店舗やJR駅構内での催事のほか、オンライン販売も行う。