「伊右衛門カフェ ルクア イーレ店」(大阪市北区梅田3、TEL 06-6151-1465)が6月1日、JR大阪駅の商業施設ルクア イーレ2階にオープンした。
運営するカフェ・カンパニー(東京都渋谷区)は、2008(平成20)年6月より日本茶ブランド「伊右衛門」の飲食店を展開。旗艦店である「伊右衛門サロン」は京都と東京・渋谷の2店舗、よりカジュアルに利用できる「伊右衛門カフェ」は関東を中心に4店舗を展開する。同店は関西初の「伊右衛門カフェ」で、5店舗目。約40坪の店内に、座席を69席設ける。
ペットボトルの緑茶飲料「伊右衛門」は、2004(平成16)年にサントリー食品インターナショナル(東京都中央区)と老舗茶舗の福寿園(京都府木津川市)の共同開発により発売。同店は、福寿園から仕入れた茶葉を用いたドリンクやスイーツのほか、フードメニューを用意する。現在は、新型コロナ感染拡大防止に伴う、時間短縮の営業のため、提供するメニューを約2~3割ほど減らしている。
フードメニューは、和の食材を使ったものを9種類用意。同店では新メニューとして、ぬか層を5割精製した「五分づき米」を使った丼などを提供する。玄米に含まれるビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養を残しつつも、玄米が苦手な人でも食べやすいという。「塩麹(こうじ)漬けマグロとアボガドのどんぶり」(1,188円)、「明太子と釜揚げしらす、高菜のクリームパスタ」(1,100円)、「ツナと塩昆布きゅうりのホットサンドイッチ」(1,023円)などを用意する。
ドリンクは、茶葉を冷たい水で時間をかけて抽出した「水出し抹茶入り煎茶」(550円)や、抹茶の濃さが選べる「宇治抹茶ラテ」(748円、濃いめ=858円)など、約20種類。デザートメニューは、14種類。「抹茶パフェ」(3種、825円~)や「スフレ」(2種、各935円)などの和・洋菓子や、テークアウト限定で「宇治抹茶ソフトクリーム」(464円)も。
同社の統括ディレクター大山元泰さんは「お茶はリラックス効果があるというテアニンや、ポリフェノールの1種であるカテキンを含み、スーパーフードと呼ばれる」と言い、「いろいろなシチュエーションで、お茶飲む機会を作ってほしい」と話す。
営業時間は10時~21時(新型コロナウイルス感染拡大防止のため当面は11時~20時)。