「とろとろ食感」のわらび餅を販売する「わらび屋本舗」(大阪市福島区福島5、TEL 06-6486-9039)が3月27日、JR福島駅近くにオープンした。運営はロバの穴(枚方市)。
2017(平成29)年に大阪・枚方に工場を併設した1号店をオープン。同店は愛知・長久手に続く3店目で、テークアウト専門店。
同社の鈴木将司社長が試作中に「とろとろ状態」のわらび餅がおいしいと気付き商品開発した。わらび粉・砂糖・水の配合や炊く時間を試行錯誤し、枚方本店では1日約300個が売れる看板商品となった。
わらび餅は、小豆が入った「プレーン」、白餡(あん)を練り込んだ「白あん」(以上、小=540円)、ほうじ茶が香る「和三盆ほうじ茶」(同648円)の3種類を用意。カップに入ったわらび餅の上に生クリームをのせ、好みできな粉をかける「純生クリームわらび餅」(1個=330円)も人気だという。
塩味が利いた餡を餅で包んだ「塩豆大福」(1個=162円)、餅の中に餡と生クリームを包んだ「塩生クリーム大福」(同152円)、しょうゆと黒砂糖で作る濃い目のたれが特徴の「みたらし団子」(5本=450円)など約10種類の商品をそろえる。
広報担当の藤森奈津子さんは「全国の催事でも和菓子を販売しており、各地にファンがいる。わらび餅は老若男女問わず人気があるので、多くの人に食べてもらいたい」と話す。
営業時間は11時~19時。日曜定休。