阪急・阪神百貨店共同で「鉄道模型フェスティバル」-巨大ジオラマも

阪神百貨店に登場するシャングリ・ラ博物館「原信太郎コレクション」

阪神百貨店に登場するシャングリ・ラ博物館「原信太郎コレクション」

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 阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区角田町8、TEL 06-6361-1381)と阪神百貨店梅田本店(梅田1、TEL 06-6345-1201)は8月20日より、共同で「鉄道模型フェスティバル」を開催する。昨年初めて共同開催した同催事は、両店合わせて10万人を集客した人気イベント。

客室内まで精巧に再現された豪華列車のペーパークラフト

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 阪急百貨店では、日本では珍しい「世界の鉄道」をテーマにする。西日本では初登場となる、モデル・アイゼンバーン・クラブ所有のヨーロッパ型鉄道模型大ジオラマを展示。8メートル×5メートルの大ジオラマには、ヨーロッパの街並みや風景が精巧に再現され、ヨーロッパを走る各国の鉄道とともに、踏み切りや車が動く仕掛けになっているという。

 併せて、英国とフランス・ベルギーを結ぶユーロスター、フランスのTGV、ドイツのICE、日本の新幹線など世界の高速列車やアメリカの蒸気機関車、中国の車両など合計約500両の鉄道模型も展示。世界主要国の鉄道をパネルや地図などでも紹介する。ほかにも、鉄道模型関連雑誌でおなじみの故村上明氏が所有していた、客室内まで精巧に再現された世界の豪華列車のペーパークラフト50両も展示。販売コーナーでは、鉄道模型のほかにヘッドマークやつり革などの解体部品、鉄道グッズなども販売する。

 今年で4年連続開催となる阪神百貨店では、鉄道模型界の重鎮といわれる原信太郎さんのコレクションを収めた私設ミュージアム「シャングリ・ラ鉄道博物館」から、一般公開されていない名品30点を展示。戦前の関西高速3羽ガラスと呼ばれた「参宮急行電鉄」「阪和電気鉄道」「新京阪鉄道」や、九州鉄道「或る列車」(1番ゲージ)、北朝鮮の「金鋼山鉄道」(1番ゲージ)などの「お宝車両」が多数登場する。戦前の路面電車など、なかなか目にすることができない模型の「Oゲージレイアウト運転会」も。

 特別企画では、猫の駅長「たま」や、「いちご電車」「おもちゃ電車」で話題の「和歌山電鉄グッズ販売コーナー」を設置。伊太祈曽(いたきそ)駅と和歌山駅で販売するオリジナルグッズを特別販売する。「たま」のパネルと一緒に記念撮影ができるコーナーも。ほかにも、会場限定販売の阪堺電車の鉄道模型や、秋田県産比内地鶏の卵を使用した「内陸線オリジナル黄金プリン」の販売も行う。

 体験コーナーでは、映像をモニターで見ながらJR201系実車と同じ運転台を操作して走らせることができる「電車でGO!」が登場。小学生以下限定の「5インチゲージ電車の乗車会」も行う。

 阪急百貨店の開場時間は、20日~23日=10時~21時、24日・25日=20時まで、26日=18時まで。会場は7階催場とイベントホール「ミューズ」。阪神百貨店は10時~20時。26日=17時まで。会場は8階催場。

 入場料は、両店とも一般=500円、大学・高校・中学・小学生=300円。両店共通入場券は、一般=700円、大学・高校・中学・小学生=400円。今月26日まで。

ヨーロッパ型鉄道模型大ジオラマ(関連画像)実車と同じ運転台を操作できる「電車でGO!」(関連画像)阪急百貨店 大阪・うめだ本店阪神百貨店梅田本店梅田で、人気「ブログペット」グッズを販売-はっちゃん・富士丸・まこ…(梅田経済新聞)

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