豆の産地・品質やいれ方にこだわりを持つコーヒーショップが集まるイベント「グッドコーヒーフェスト」が12月11日、阪神梅田本店(大阪市北区梅田1)で始まった。
国内外のコーヒーショップ・カフェを紹介するオンラインサイト「Good Coffee」が選んだ全国17店が集まる。昨年10月に初開催し、今回は2回目。前回は1週間の開催で、20~30代の若い世代を中心に約2万人が来場したという。各ブースでは、コーヒー豆の販売やいれたてのコーヒーを提供する。チケットと引き換えに、飲み比べできる「ミニマグカップ付き飲み比べセット」(チケット3枚・1,500円)や追加チケットを2枚500円で販売する。
「GLITCH COFFEE&ROASTERS」(東京都)は単一農園の豆を一切ブレンドせず、浅いりに焙煎(ばいせん)した「フルーティーな」味わいのコーヒーを提供する。「AKITO COFFEE」(山梨県)はしょうゆ蔵をリノベーションした焙煎所で浅いりしたコーヒーを用意。浅いりのコーヒーは「少し冷めた方が、酸が落ち着いて甘味を感じ、味の変化も楽しめる」という。静岡の「ETHICUS coffee roasters」(静岡県)も浅いりのコーヒーを用意。渋みや苦みが少ないため、コーヒーが苦手な人でも飲みやすいという。
コーヒーに合うパンや焼き菓子などフード店も大阪から4店が出店。「Hi!SandWich」(西区)は、自家製カンパーニュに2種類のチーズをたっぷり挟み、鉄板で焼いたグリルドサンドイッチ「Mummy cheese」(781円)を提供する。期間中、ラテアートを学ぶセミナーやアイシングクッキー作りなどのワークショップも開催する(要予約・参加費別途)。
同サイトを運営するGood Coffee(東京都渋谷区)の庄司一磨さんは「前回は関西の店が多かったが、今回は関東をメインに8店を入れ替えた。全国にある質の高いコーヒーをこの機会に飲み比べてほしい」と呼び掛ける。
営業時間は10時~20時(17日は16時まで)。ラストオーダーは30分前。今月17日まで。