大丸梅田店(大阪市北区梅田3)5階に11月22日、女性の外面や内面の悩みに対応した商品を扱う新ゾーン「ミチカケ」がオープンする。
店舗数は、日本初7ブランド、関西初4ブランドを含む17店(18ブランド)。ゾーン名は、女性のリズムを月の満ち欠けになぞらえたコンセプトに基づく。「きれいになりたい」「おしゃれしたい」といったニーズに応えるコスメ・衣類・雑貨などのほか、生理など女性特有のデリケートな悩みや不安などに対応する店で構成する。
「隠すべきこと」「恥ずかしいこと」として人に話したり相談したりしづらい女性の性や生理などに関するジャンルからも出店。TENGA(東京都港区)が展開する女性向けセルフプレジャーアイテムを扱う「イロハ」は、過去3回同店で期間限定店として出店し、20~70代の幅広い世代が購入した。「ムーンド バイ エルピーシー」は、ナプキンやタンポンに替わる生理用品として注目される「生理カップ」などを販売。両店とも、基本的にネット販売のみだったが、日本初の常設店となる。対面販売することで、素材や使用方法など確認・相談しながら購入できる。
そのほか、生理周期の4週間のバイオリズムに合わせたアロマやアンダーウエアを展開する「エミリーウィーク」、台湾発の漢方に基づく茶・化粧品を扱う「デイリリー」、リラックスするためのルームウエア・フレグランスを扱う「ヒララ」など4店舗が関西初出店。韓国コスメ「エーバイボム」「ディアダリア」は日本初の直営店。約30ブランドのアイテムを気軽に化粧品を試せる「アミューズボーテ」など、コスメ店も充実させる。
同店プロモーションスタッフ・佐藤聖海(みなみ)さんは「性や生理は特別視するものではなく、アクセサリーやコスメといった日常的なものと同じように、必要とする人に応じ、話すことができる新しい価値観を共有できる場になってほしい」と話す。
営業時間は10時~20時30分(金曜・土曜は21時まで)。