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大阪駅内広場カフェで「こたつ席」 足元を暖めながらイルミ鑑賞も

足元が暖かい「こたつ席」頭上にはイルミネーションが輝く

足元が暖かい「こたつ席」頭上にはイルミネーションが輝く

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 大阪駅5階の「時空(とき)の広場」にあるカフェ「バール・デルソーレ」に、今年も足元を温めながら上空のイルミネーションを楽しめる「こたつ席」が登場した。

「時空の広場」のイルミネーション

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 同店がある一帯は避難広場・通路のため、囲いを設けられず、74席全てがテラス席。約20メートル上には鉄骨トラスの大屋根があるが、3方向に壁がないため、冬季は寒風が吹きさらしになり、暖房も利かない状態だった。

 寒さのため「開店休業状態」になる冬場の売り上げ打開策として、2016(平成28)年に手作りのこたつ席を1卓設けたところ評判が上々だった。その後は毎年少しずつ卓数を増やし、今年は11月1日から8卓(2人掛け=6卓、4人掛け=2卓)を設置した。

 天板裏の中央にヒーターが付き、椅子に座った状態で足元をふとんで覆って、暖まることができる。広場では来月25日まで「トワイライト ファンタジー」(17時~23時)を開催中で、温かいドリンクを飲みながら頭上に輝くイルミネーションも一緒に楽しめる。

 こたつを設置する家が減ったことで、物珍しさから若い世代の来店が増えたという。「冬場は減っていた年配の来店客もこたつの利用で、滞在時間が延び、昨年は夏場の売り上げと匹敵するほどに増えた」と深山岳典店長。食事に来店した親子は「昨年利用して気に入ったので、今年も来た」とリピート客も増えている。

 こたつ席の実施期間に、バンホーテンココアを使いバターや生クリームを加えて濃厚に仕上げた4種類のココア(638円~)や、12月12日からコーヒーリキュール「カルーア」を使ったスイーツやドリンクの新メニュー5品を提供する。

 営業時間は8時~23時。来年2月29日までを予定。

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