500円台の「てっさ」など割安感が強みの大衆酒場「天神大ホール」(大阪市北区曽根崎2、TEL 06-6131-1755)が8月29日、梅田・お初天神エリアにオープンした。
運営は大阪で11店舗の飲食事業を展開するJOUJOU(大阪市中央区)。12店舗目となる同店はターゲットをサラリーマンに絞った。一人客の需要を見込み、カウンターを全145席の約3割に当たる43席と多く用意した。
目玉は「とらふぐてっさ」(518円)。同社の小瀧翔志(しょうじ)マネジャーは「他店なら同じ量で1,000円は超える」と話す。そのほか、「どて焼き」(410円)、3本から注文できる「ひとくち焼鳥」(1本=54円)など80種類のフードを楽しめる。クジラを使った「おばけ酢味噌」(410円)もあり、小瀧さんは「クジラを使った料理を出す店は最近では珍しい。40代以上の方には懐かしく、20代~30代の方には新鮮に感じてもらえるのでは」と話す。
ドリンクはレモンの皮が入った「天神レモンサワー」(378円)をはじめ、焼酎、日本酒、ワインなど約50種類用意する。コの字型カウンターの中でスタッフが作ったドリンクはそのまま注文者に手渡せるので「距離が近く、人情味が感じられるのでは」と小瀧さんは話す。
営業時間は、日曜~木曜・祝日=15時~翌0時、金曜・土曜・祝前日=17時~翌5時。