スペインのトマト祭りを和風にアレンジした「トマト縁日」が8月16日、大阪・福島のJR高架下にあるスペイン横町「メルカ パセオ」(大阪市福島区福島5)で始まった。運営はきちり(東京都渋谷区)。
スペインの「はしご文化」と、日本の横町を融合した同社考案の「スペイン横丁」がテーマの同店。片側長さ約30メートルにわたり「パエリア」「ピッツァ」「ハム&チーズ」「タパス&ピンチョス」「ローストミート」の5ブースが連なる。総席数は50席。購入したメニューは店内や屋外テントエリアで自由に飲食できる。
同イベントはスペインで行われるトマトを投げ合う祭り「ラ・トマティーナ」から着想を得て、「トマトを思い切り味わっていただく」をコンセプトに和風にアレンジして考案した。トマト型のボールを的に投げ入れる「トマト投げ」(小学生未満のみ参加可能)、本物のミニトマトを使った「トマトすくい」など縁日でなじみの遊戯を再現した。いずれも1回300円で、得点に応じて「特製トマトスライス」(324円)、「トマトのアヒージョ」(626円相当)、「海老とトマトのパエリア」(734円相当)など8種類のトマト料理を用意する。
奥栄二スーパーバイザーは「(同イベントが)始まって3日。多い時で40人ほどの方に利用いただいている。今後もスペインをテーマにしたイベントを企画して、このかいわいをもっと盛り上げていきたい」と意気込む。
開催時間は11時~22時(トマト投げは17時まで)。9月8日まで。