チームラボ(東京都千代田区)が手掛けるアートイベント「学ぶ!未来の遊園地」が7月18日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階で始まった。
「供創」(共同的な創造性)をうたう教育プロジェクトとして2013(平成25)年、沖縄で初開催。台湾、中国、アメリカ、南アフリカなど世界各国で開催し、累計1000万人が来場した。
会場には、スクリーン上の象形文字に触れると動物や植物が生まれる「まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり」、ボールを転がすとボールの色が変わり、音楽も変わる「光のボールでオーケストラ」、自由に魚を描き、認識ソフトで読み取るとスクリーン上で泳ぎ出す「お絵かき水族館」の3エリアを設ける。
同社の西口正人さんは「宿題やテスト、受験は個人の力量で勝負するもの。ところが社会に出るといろいろな人との協力が不可欠。他者と一つの作品を完成させるという体験を持ち帰ってほしい」と話す。
大阪では2015(平成27)年の大丸心斎橋店を皮切りに、京セラドーム大阪、ひらかたパーク、あべのハルカス美術館などで開催。大阪での開催は今回で5回目。
開催時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで)。料金は、大人=1,300円、中・高生=1,000円、3歳~小学生=700円、3歳未満は無料。8月21日まで。