人気キャラクター「きかんしゃトーマス」の関西初となるコラボカフェ企画が7月17日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)4階の「チアーズ カフェアンドダイニング」で始まった。
1945年に原作の絵本が出版され、今年で74年を迎えた同作。キャラクター数は150種類前後に増え、テレビアニメシリーズは世界160の国と地域において55カ国語で視聴されているという。
今回「きかんしゃトーマス」とのコラボ理由について、カフェを運営するTRANSIT GENERAL OFFICE(東京都港区)の中村葵さんは「夏休みは子どもさんがたくさん来店する。皆が知っていて一番喜んでもらえるコンテンツは何か、と考えた」と話す。
コラボメニューにあしらうキャラクターは全5種類で、プレート2種類、サンドイッチ1種類、デザート4種類の計7品を提供する。大きな岩をシュー皮で表現したデザート「荒野をかけるトーマスのアメリカンサンデー」(1,120円)や、「じぃ~っと見つめるいわのボルダーフロート」(950円)などで作品のイメージを反映させた。
メニュー開発に関わった関西エリアマネジャーの吉永忠光さんは「キャラクターの顔を上に向けるか横に向けるかの違いだけでも雰囲気や写真の撮れ方に影響するので試行錯誤した」と振り返る。
席数は70席。営業時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで)。8月12日まで。