お笑いコンビ「野性爆弾」のくっきーさんがプロデュースするお化け屋敷「VRお化け屋敷 マンホール」の詳細を6月18日、毎日放送(大阪市北区茶屋町)が会見で明らかにした。
怖さを追求したお化け屋敷として2012(平成24)年に初開催。昨年までに延べ57万人が来場した。8回目の今年はよしもとクリエイティブ・エージェンシーと共催し、「恐怖と混乱と笑い」をテーマに、7月13日から開催。ホラーコンテンツを制作する闇(東京都目黒区)が協力する。
仕切られた半個室に一人ずつVRゴーグルとヘッドホンを着けて着席する。最大で10人が同時に利用できる部屋を2つ用意した。席の前にはマンホールが設置され、仕掛けの一つになっている。所要時間は5分弱。ストーリー、キャスト、BGM、デザインなどほぼ全てにくっきーさんが関わり、製作期間は9カ月に及んだという。
記者発表会にはくっきーさんが登壇し、「僕はお化け屋敷は苦手。でもやっぱり一番怖いのは人間ですかね」と笑いを誘った。コンセプトについては「ただ怖いだけじゃなく、自分の世界観を反映しているので、そこを楽しんでほしい。見どころはお笑いコンビ「矢野・兵動」の兵動さんを世界で一番雑に扱っているところ」と話し、会場を沸かせた。
開催時間は14時~20時(土曜・日曜・祝日・8月5日~18日は11時から)。料金は1,200円。小学生未満入場不可。9月16日まで。