現代美術に焦点を当てたアートフェア「ART OSAKA 2019」が7月6日・7日、ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区梅田3)26階で開催される。運営は日本現代美術振興協会(中央区)。
2002(平成14)年、現代美術に特化したアートフェアとして初開催した同展。若手、中堅作家の作品を中心に、ホテルの客室を使って展示販売する。昨年は約2700人が来場した。17回目となる今年は台湾、韓国を含む54ギャラリーが参加。初出展は6ギャラリーで、展示ブースは69部屋に及ぶ。
昨年に続き、35歳以下の若手作家を個展形式で紹介する「U-35」を開催。同展では複数の時間軸と、光学原理による視覚効果を用いて絵画の時間と空間表現を試みる新平誠洙(にいひらせいしゅ)さんと、女性をモチーフに幻想的な絵を描く鈴木愛弓(あゆみ)さんを紹介する。
昨年初開催し、好評だった来場者の投票による「ベストプレゼンテーションアワード」も実施。5日に開催される内覧会で「プレビュー賞」、内覧会含む3日間の投票で「オーディエンス賞」を、それぞれ決める。7日16時からは、行政と連携して芸術家を支援する施設「アートセンター」をテーマにしたトークイベントを開催する予定。
開催時間は11時~20時(7日は19時まで)。料金は、大人(中学生以上)=1,800円、小学生以下無料(要保護者同伴)。