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中之島でウオータースポーツ「サップ」世界大会 アジア初開催へ

「サップ」パリ大会の様子

「サップ」パリ大会の様子

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 中之島公園(大阪市北区中之島1)で9月21日・22日、ウオータースポーツ「サップ」の世界大会「APPワールドツアー大阪大会サップオープン」をアジアで初めて開催する。運営はウォーターマンリーグ(東京都千代田区)。

専用ボードに立って、パドルをこいで進む

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 サップは専用のボードに立って、パドルでこいで水上を進むハワイ発祥のウオータースポーツ。波や風のない水面でも楽しめることから子どもから高齢者まで取り組める競技として注目されている。

 APPは2009年に設立されたサップのプロ団体で、男女合わせて48人が世界を転戦するワールドツアーを開催している。2017年から海ではなく川で開催することで認知度を高め、過去にはロンドンのテムズ川、ニューヨークのハドソン川などで開催した。

 大阪の中心には大阪湾から琵琶湖につながる川が多くあり、「水の都」として栄えてきたこと、中之島を流れる大川ではすでにサップの体験レッスンやサップに乗って街の景色を眺めるイベントが定着していることから、今回の開催に至ったという。

 出場希望者は専用サイトで申し込む。出場する種目、距離に応じて参加料は異なり、1キロ=4,000円、7キロ=8,000円、10キロ=1万1,000円、3人以上から申し込みできるファンレース(人数に応じて料金変動)など。大会には昨年の世界チャンピオンや世界4位の佐藤ゆかさんも出場する。

 APP創設者のトリスティン・ボックスフォードさんは「APP ワールドツアーを大阪で開催できることをとても光栄に感じている。世界のトップ選手が競い合うレースをぜひ見に来てほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は、21日=7時~19時30分、22日=6時~17時30分。

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