大阪・西梅田で6月5日、ろうそくをともし、街を彩る「100万人のキャンドルナイト」が開催される。
2003年に「キャンドルを囲み、ゆるやかに過ごす時間や人とのつながりを大切にする」目的で始まった「100万人のキャンドルナイト」。以降夏至と冬至の前後に開催し、今年で28回目となる。
エリア内施設の敷地や周辺の沿道にろうそくを設置。今年は1万5000本のろうそくを使用する。クリエーターや学生によるキャンドルアートを展示するほか、20時~22時にはエリア内16施設の協力で、一斉に照明を消す「ライトダウン」を行う。
明治安田生命大阪梅田ビル前広場(梅田3)では日本古来の明かりにヒントを得た「ペーパーバッグ行燈(あんどん)展」を開催。地元小学校の子どもたちがペーパーバッグの正面に「これから挑戦したいこと」をテーマにそれぞれの思いを描く。
参加型イベント「メッセージキャンドル」も昨年同様開催。参加者一人一人が自由に描いたグラスキャンドルに火をともし、エリア内に設置したオブジェの好きな場所に置くことでキャンドルアートに参加できる。
キャンドルナイトについて、担当者は「街と人のコミュニケーションを軸に、地域の活性化や集まった人の希望につながるイベントとして広めていきたい」と話す。
開催時間は18時~22時。