歌手・矢沢永吉さんに関わるさまざまなアイテムを展示するイベント「俺 矢沢永吉」が4月17日、梅田の商業施設「ハービスOSAKA」(大阪市北区梅田2)地下2階ハービスホールで始まった。ズィープラスミュージック(東京都港区)、ぴあ(渋谷区)が共催する。
今年で70歳を迎える矢沢さんの45年間を振り返る写真集「俺 矢沢永吉」発売に合わせて開催された同展。1972(昭和47)年のデビューから現在までを写真や映像で振り返るほか、矢沢さんがライブで使用した衣装や愛車、バイクが展示される。
矢沢さんのマイクパフォーマンスが再現できるフォトスポットでは、ワイヤでつるしたマイクでいろいろなポーズを撮影できる。特設スクリーンではソロデビュー前のライブの模様を収めた映像を上映し、ズィープラスミュージックの竹田和則プロデューサーは「公式に公開するのはこれが初めて」と話す。
展示販売では、B1サイズの「タペストリー」(4,000円)や「スペシャルビーチタオル」(5,000円)、タンブラー(1,800円)などを扱う。初日の開場10分前には約200人の行列ができ、名古屋から日帰りで来た50代の男性は「中学時代から矢沢さんのファンだから楽しみで仕方がない。今日販売されるものは全て買う」と話した。
竹田さんは「若い人には矢沢さんはあまりなじみがないかもしれないが、圧倒的なロックシンガーだということを見に来て感じてほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~21時(最終入場は20時)。入場時刻、観覧時間(約60分)指定制。前売り券=3,000円、当日券=3,200円。5月3日~12日には横浜でも開催する。今月19日まで。