梅田の商業施設「OPA」(大阪市北区茶屋町)地下2階にある100円ショップ「ダイソー」が4月12日、新ロゴを使った国内1号店としてリニューアルオープンした。運営は大創産業(広島県東広島市)。
55インチの液晶を8枚つなげたデジタルサイネージ(電子看板)
今回のリニューアルでは同施設の地下1階に売り場を拡大し、既存の地下2階と合わせて2フロア体制にする。売り場面積は約5倍の1700平方メートルに拡大し、扱う商品も約3万種類に増やす。55インチの液晶を8枚使ったデジタルサイネージ(電子看板)を設置し、既存店にはない什器や床材、照明で高級感を演出した。
新ロゴには社名を英文字で表すDAISOのAの形をデザインし、「人々の生活をより豊かに向上していく」という意味を込めた。今後新店や旗艦店の改装の際に新ロゴを使用し、国内外の店舗で共通したロゴを使うことで統一感を出し、認知度を高めていくという。
地下2階の店内には同社のブランド「THREEPPY(スリーピー)」がオープン。同ブランドは324円、540円、1,080円の商品を扱う。事業部上田裕之さんによると324円の商品で85%を占めるという。同ブランドの売り場面積は約160平方メートル、2000種類の商品をそろえる。
広報の大佐古健吾さんは「一般的に1,500円前後する」というスマートフォンの保護用ガラスフィルムを推す。「リニューアルで各コーナーを充実させることができた。ライバルは家電量販店や雑貨店。今までは利用者の8割が20~30代の女性だったが、今後はもっといろいろな人に来てもらいたい」と意気込む。
営業時間は10時~21時。