中之島周辺の冬のイルミネーションを船で巡る「光の中之島クルーズ」(TEL 06-6441-0532)が12月15日に始まった。主催は一本松海運(北区)。
2011年に始まった同クルーズ。大阪府が取り組むプロジェクト「中之島にぎわいの森」と、アーティスト「DREAMS COME TRUE(ドリームズカムトゥルー、ドリカム)」の冬恒例イベント「DREAMS COME TRUE WINTER FANTASIA」と連動している。利用客からは「毎年楽しみにして乗っている」「寒いと思ったが、暖房があるので安心して楽しめた」などと好評だという。
今年は6本目のドリカムツリーが、大阪城付近の城見緑道公園に完成。クルーズ船は、八軒家浜船着場が発着地で、既存の「西側コース」(土佐堀川~堂島川)と、今年から運航を始めた「東側コース」(土佐堀川~堂島川~大川~第二寝屋川~寝屋川)を用意。「OSAKA光のルネサンス」のイルミネーションや、御堂筋のライトアップなどを船上から眺めることができる。新ツリーは「東側コース」でのみ観覧可能。船内では、ドリカムの楽曲を含めたクリスマスソングをBGMとして流し、エアコンも完備する。乗船時間は約55分。
17日からは、6本全てのツリーを楽しむことができる完全予約制の「スペシャルバージョン」(1隻4万円、定員12人)も用意する。小型パーティーボートでの運航で、乗船時間は約90分間。予約は3日前まで。
航行ダイヤは、17時30分発から1時間ごとに4本(西側コースは15日の全便、16日~20日の17時30分発・18時30分発。東側コースは16日~20日の19時30分発・20時30分発、21日~25日の全便。19日の17時30分発・18時30分発は運休)。料金は、大人(中学生以上)=2,000円、子ども(小学生)=1,000円。定員は各便40人。今月25日まで。