草間彌生さんやよしもと若手芸人などの美術作品を集めたアート展「OSAKA ART FES」が12月12日、阪神梅田本店(大阪市北区梅田1)8階催場で始まった。
同店で30年以上続く年末催事「歳末美術展」を、今年6月の施設リニューアルをきっかけに一新した。巨匠から若手作家まで現代アート、掛軸、版画など全11ギャラリー500点以上を展示販売する。
見どころは、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の芸人84人が、「夢」をテーマに制作した作品。アートコレクターでもある「おかけんた」さんを筆頭に、今年10月の「YOSHIMOTOアートin京都国際映画祭」で展示された作品112点を初めて販売する。今年のM1グランプリ優勝者である「霜降り明星」のほか、「ミキ」「ゆりやんレトリィバァ」などの作品も。
おかけんたさんは「美術作家さんのアート展で、よしもと芸人が参加するのは初めて。よしもとファンの方にも、出展している美術作家の方の作品を鑑賞するなど、お互いに知ってもらえるきっかけになれば」と話した。よしもと芸人による作品は抽選販売。
そのほか会場では、世界的に有名な現代アーティストの草間彌生さん、ベストセラー本「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの“マネジメント”を読んだら」のイラストを手掛けたゆきうさぎさん、チョークアーティストのMoecoさんなどの作品も展示販売する。
営業時間は10時~20時(最終日は16時まで)。今月18日まで。