梅田各所で冬の風物詩、イルミネーションの点灯式が始まった。
11月1日には大阪駅の「時空の広場」でイルミネーション「トワイライト ファンタジー」の点灯式が開かれた。公募で選ばれた男女のカップルがMCの合図でスイッチを押すと、広場の上空から花壇まで電球約9万3000球が順々に点灯。ドーム屋根につった高さ約16.5メートル・幅20メートルの光のベールなどの電飾が音楽のリズムに合わせ光のショーを繰り広げた。点灯時間は17時~23時。2019年2月14日まで。
11月8日はグランフロント大阪北館の「ナレッジプラザ」でクリスマスツリー「スパークリング レイ」の点灯式が開かれた。約2万5000個のスワロフスキークリスタルで飾ったツリーは高さ8メートル。ゲストとして登壇したモデルの冨永愛さんは「天井から一粒の光が落ち、ツリー全体が輝く演出がすごくきれいだった。こみ上げるものがあった」と話す。2016、2017年に引き続き、デザイン・演出を手掛けた長谷川喜美さんは「クリスタルで飾られているので昼も日の光で輝く。ぜひ昼夜2つの顔を見比べてほしい」と薦める。ライティングショーの開催時間は17時~24時。12月25日まで。
11月4日は梅田~難波までの約4キロ間をイルミネーションで彩る「御堂筋イルミネーション」が始まった。2009年に始まり、10年目となる今年はイチョウの枝にもイルミネーションを施すほか、新色としてイエローミックスとディープブルーが加わった。12月31日まで。
今後もイルミネーションの点灯は続く。梅田スカイビル1階の中央広場では、11月16日に始まるイベント「ドイツ・クリスマスマーケット大阪」に合わせて、同日17時に高さ約27メートルの巨大クリスマスツリーが点灯する。クリスマスツリー発祥の地とされるドイツの伝統的なツリーをモチーフにデザイン。足元に設けられたトンネルで、ツリーの通り抜けも楽しめる。
梅田阪急ビル1階「南北コンコース」のイルミネーションは11月22日16時に点灯。今年は、過去6年「0号線のプラットフォーム」として実施してきた内容を一新し、「BELLのCONCERTO」と題して実施する。12月25日までの期間中は毎時、ベルの音色に合わせた光の演出を行うという。
12月14日からは、大阪市中央公会堂の壁面を使った3Dマッピングなどを行う光の芸術祭「OSAKA光のルネサンス」が始まる。