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梅田ロフトで「カメラを止めま展!」 会場は常に「撮影中」

入口の様子

入口の様子

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 梅田ロフト(大阪市北区茶屋町)5階ロフトフォーラムで10月19日、映画「カメラを止めるな!」の期間限定エキシビション展「カメラを止めま展!」が始まった。

実際に使った台本と小道具

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 監督&俳優養成スクール「ENBUゼミナール」の映画製作プロジェクトで制作した同作。低予算・無名の監督・俳優たちによる映画ながらも、国内・海外の映画賞を受賞したことで話題となり、全国300館以上の劇場で上映。動員数は170万人に達し、現在も各所で上映を行っている。同展を企画したパルコエンタテインメント事業部(東京都渋谷区)の村山哲郎さんは「盛り上がっている最中だからこそ、映画を見た後に楽しんでほしいと思って企画した」と話す。

 全体にツタをあしらって、映画の世界観を演出した会場では、実際に使った小道具や衣装、メイキングの写真など約100点を展示。監督が撮影時に使ったノートや台本も公開する。劇中のシーンに並行して撮影中の裏話を時系列で楽しむ展示や、本編の別テイク、記録映像、劇中劇を同時に見ることができる映像コーナーも。会場奥にはビデオを設置し、常時撮影してユーチューブでライブ配信する。カメラに向けて、劇中の名セリフから「○○は続ける、○○は止めない!」と誓うことを推奨している。

 会場併設のグッズコーナーでは、約20種類の同展限定グッズを販売する。「劇中で監督が涙ながらにあおった」というカップ酒(800円)や、血しぶきがプリントされたTシャツ(3,240円)、「感染記念」と書かれたタオル(1,296円)などユニークなグッズが並ぶ。

 村山さんは「映画の裏側を楽しめるが、ネタバレになってしまうので、映画を見てない人は連れてこないほうがよいかも」と話す。

 開催時間は10時30分~21時(最終日は18時まで)。入場料は500円、小学生以下無料。11月5日まで。

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