「阪急ケーキショー」が10月24日、阪急うめだ本店(大阪市北区角田町)9階催場で始まった。
「ケーキ」だけに特化した催事は同店初。話題のケーキや、有名パティスリーのケーキ、健康志向のケーキなど東京・関西を中心とした約50ブランドが出店する。開催初日は、営業時間前から多くの人が集まったという。
注目は、営業は月に1回というパティスリー「ツキイチ」(大阪市西区)が販売する「メロンケーキ」(1個=1万800円、8分の1カット=1,350円)。「スイーツガーデン有馬・神戸」(兵庫県西宮市)の飲むケーキ「ドゥース・ヴェリーヌ」(1個=648円)は、ムース、ゼリー、スポンジが層になっている。賞味期限が10分間という「Sweets Café KYOTO KEIZO」(京都市)の「10分モンブラン」(1,448円、ドリンク付き)はイートインスペースで食べられる。
東京・麻布十番の「ベイユヴェール」(港区)は関西初登場で、瓶に入ったチーズケーキ「ガトー・ヴェリーヌ」(702円~)をメインに販売。砂糖不使用のグルテンフリーケーキを販売する「フードジュエリー」(渋谷区)も出店する。
「帝国ホテル 大阪」や奈良の「ガトー・ド・ボワ」、京都の「メゾン・ド・フルージュ」などの関西で評判が高いショートケーキ30種類がそろうコーナーも用意。フードジャーナリストの岩谷貴美が関西以外のパティスリーから厳選した日替わりのロールケーキやパウンドケーキは「数量限定のため、早めに来店するのがお勧め」(催事担当者)という。
催事担当の中塚比呂記さんは「生のケーキから焼いたケーキ、変わった食べ方をするケーキなど豊富にそろえた。ショートケーキのコーナーでは、食べ比べをしてみるのもお勧め」と話す。
営業時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで、最終日は18時まで)。今月29日まで。