ホテル阪急インターナショナル(大阪市北区茶屋町)で5月8日、阪急阪神グループ関西エリア共通ポイント「Sポイント」記者会見が開かれ、タレントの松岡修造さんらが登壇した。
エイチ・ツー・オー リテイリング(大阪市北区角田町)と阪急阪神ホールディングス(大阪市北区芝田1)の店舗やサービスで共通利用できる同ポイント。グループが関西エリアで発行している約20種類(約750万会員)のポイントカードを共通化。買い物や駅、観光、宿泊などの各場面でポイントをためられる。
5月14日から、コンビニ「セブン-イレブン」の関西エリア約2700店に導入されることが決まり、会見で発表した。外部のポイント付与は同社初の試みで、電子マネー決裁時には「nanacoポイント」、現金決裁時にはSポイントが付与される。同社の木村成樹執行役員は「『なぜSポイントが使えないのか』と毎日のように店に要望があったと聞いた」と話す。
イメージキャラクターには「男女問わず、幅広い年代層に人気が高い」という理由から松岡修造さんを起用。会見場に現れた松岡さんは「最強のポイントにしたいという思いで、力を尽くしたい」とPRした。