大阪・堂山町に4月25日、地鶏・銘柄鶏の食べ比べができる焼き鳥専門店「炭焼地鶏 近江」(大阪市北区堂山町)がオープンする。運営はOffice Zero Hand(北区)。
隣接店も焼き鳥業態という「焼き鳥激戦区」にオープンする同店。店名に関係する滋賀県の銘柄鶏「近江黒鶏」を軸に、さまざまな地鶏・銘柄鶏の食べ比べができる。「鶏のお造り」も売りの一つ。同社飲食事業部の在木正準部長は「『お造り』は鮮度が命。近江黒鶏は生産地が近く、当日締めた鶏を安定的に仕入れられるのが特長」と話す。
近江黒鶏に加え、「冠地鶏」(大分)、「京赤地鶏」(京都)、「プレノワール」(愛知)、「阿波尾鶏」(徳島)、「伊勢赤鶏」(三重)、「比内地鶏」(秋田)、「宮崎地頭鶏」(宮崎)、「大和肉鶏」(奈良)、「大山がいな鶏」(鳥取)など約10種類の地鶏・銘柄鶏から、仕入れ状況により常時4種類以上をそろえる。
「モモ串焼き4種食べ比べ」(1,058円)では、鶏の同じ部位をブランド別に食べ比べできる。在木さんによると「種や飼育方法によって鶏肉の味は異なる。食感や脂肪含有量の違いを味わってほしい」という。
メニューは、鶏のササミ・ココロ・モモ・ズリ・肝を盛った「朝引き地鶏 造り5種盛り合わせ」(1,382円)をはじめ、「もつオイル漬け」(486円)、「肝麻婆」(518円)など。
店内には白木を多用し、「和モダン」をテーマに装飾した。店舗面積は約96平方メートル。席数は46席(1階=18席、2階=28席)。想定客単価は3,500~4,000円。
営業時間は17時~24時。