大阪・北新地に4月17日、馬肉料理専門店「北新地さくら」(大阪市北区堂島1、TEL 06-6345-8129)がオープンする。運営はプレミアム(大阪市中央区)。
昨年7月にオープンした「北新地はらみ」の系列店。店名の「さくら」は馬肉のことを指す。馬肉は高たんぱくで低カロリー、栄養バランスも良いなど、ハラミとの共通点が多いという。オーナーシェフの服部融快さんは「納得のいく馬肉店がなかったので、肉割烹(かっぽう)ならぬ『馬割烹』を作りたいと思い始めた」と話す。
同店で提供する馬肉は、青森、熊本、奈良などから仕入れる。「馬肉のルーツ」といわれている福島・会津若松産のものも提供するという。ゼネラルマネジャーでソムリエの玉崎修さんは「馬肉といえば熊本のイメージが強いが、本当に良い状態のものだけ厳選して国産にこだわって仕入れた」と話す。
メニューは「さくら」(9,720円)、「さくらとトリュフ」(1万2,960円)、「さくらとキャビア」(1万6,200円)の3種類。中でも「さくらとキャビア」では、フランス産の高級キャビアを使った「会津馬肉のタルタルステーキとキャビア」や、目の前で切り出して提供する「本日のさくらのお造り6種盛り」、トリュフと高級卵「龍(りゅう)のたまご」を使って食べる「さくらのはりはり小鍋」など、和食とイタリアンを融合した創作料理で提供する。21時からは、1品での注文も可能。ドリンクは、焼酎、日本酒、ハイボールなどを約40種置くほか、ワインを約100種用意する。
店舗面積は約50平方メートルで、席数は18席。カウンター席がメインとなっており、目の前で料理が仕上がる様子を楽しむことができる。店名にちなみ、桜の模様を描いた壁面や桜の形の箸置きも。
服部さんは「馬肉の部位それぞれを食べ比べて楽しんでほしい。日本で最高の馬肉店を目指す」と意気込む。
営業時間は17時30分~22時。