グランフロント大阪(大阪市北区大深町)北館1階のカフェラボで12月21日、「うめだ文楽」のPRで技芸員が訪れ、遊女の人形「梅川」が客にドリンクを運ぶパフォーマンスを披露した。
文楽は江戸時代に大阪で生まれた人形芝居。3人の人形遣いが義太夫節に合わせて背後から人形を操る。20~40代の若手技芸員が演じるうめだ文楽は、「初心者にも親しみやすい文楽を」と2015年に始まり、来年の公演(2月2日~4日)で4回目を迎える。
梅川は公演演目「傾城(けいせい)恋飛脚」に登場する遊女。同日は期間限定のコラボドリンク「梅みるく&ももスムージー」(550円)を店内にいた客に手渡しで振る舞い、甘えたしぐさや会話を楽しむような動きを交えて楽しませた。
吉田簑紫郎(みのしろう)さんは「食事している中、ゆっくりしている時間にお邪魔では、と気を遣ったが、喜んでもらえて良かった」と落ち着いた表情を見せる。
梅川によるドリンク提供は、今月22日14時~14時20分にも予定している。