うめきた2期で最後の暫定利用者募集 2019年度から本格開発へ

イベント会場に暫定利用されてきた(2017年6月)

イベント会場に暫定利用されてきた(2017年6月)

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 JR大阪駅北側の空き地「うめきた2期」(大阪市北区大深町)で現在、2018年度の暫定利用者を募集している。募集は来年度が最後で、2019年度から開発事業が本格化する。

うめきた暫定利用計画 位置図

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 対象範囲は、北側のA区域(約7,400平方メートル)と南側のB区域(約8,300平方メートル)。これまで有料庭園「うめきたガーデン」やバーベキュー会場「ウメキタ!!! グランピング&リゾート」などに利用され、2016年4月から現在までに累計約35万人が訪れた。

 利用期間は2018年4月1日~2019年3月31日。土地使用料は掛からない。同地区の広報活動やにぎわい創出、防災意識の啓発につながることが条件となる。申し込みは12月22日まで。来年2月下旬に事業者を決める。

 旧国鉄の梅田貨物駅だった「うめきた2期」は2013年3月、138年にわたる物流拠点としての歴史に幕を閉じた。計画策定の遅れなどで、広大な駅前一等地が長く活用されていなかったため、2016年10月に暫定利用事業を開始。2016年度に9者、2017年度に18者がイベントなどに利用した。

 2024年夏に「『みどり』と『イノベーション』の融合拠点」をテーマにまち開きを予定。2018年夏には事業者を決め、開発事業を本格化させる。

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