「OSAKA光のルネサンス」「御堂筋イルミネーション」など、中之島を中心に大阪各所で繰り広げられる光の祭典「大阪・光の饗宴」が11月12日に始まった。運営は、大阪・光の饗宴実行委員会。
今回で5回目となる同祭典。2016年度は約1293万人が来場した。世界的な光の祭典である仏リヨン市の「リュミエール祭」を目標に、官民が一体となって大阪の夜を彩る。
主要プログラムは、OSAKA光のルネサンス(12月14日~12月25日)と、大阪の目抜き通りをライトアップする御堂筋イルミネーション(11月12日~12月31日)。他に19団体・23プログラムの地域イベントが加わる。
2003年に始まったOSAKA光のルネサンスは、中之島公園と大阪市役所周辺に光のアート作品を展示。特に人気の高い3Dマッピング作品「ウォールタペストリー」を、今回初めて大阪市中央公会堂で開催する。東側正面の壁面をスクリーンに、光と音の芸術作品(1回=約8分)を投影する。開催時間は17時~21時。観覧無料。
ランタン約1000個を飾る台湾・台南市との交流プログラム「台南・光の廟(びょう)てい」(リバーサイドパーク)や、全長150メートルの光のアーケード「中之島イルミネーションストリート」(みおつくしプロナード)も開催する。
御堂筋イルミネーションは11月12日に点灯した。2009年に始まり、2015年1月に「最も多く街路樹にイルミネーションを施した通り」としてギネス世界記録に認定された。区間は、難波西口交差点から梅田の阪神前交差点まで。全長約4キロがイルミネーションでつながる。
大阪・光の饗宴は12月31日まで。