大阪・北新地に11月8日、スイーツバー「フロランタン」(大阪市北区曽根崎新地1、TEL 06-6147-2282)がオープンした。運営はドゥミ セック(同)。
デザートをコース料理にしたバー「フィナンシェ」の姉妹店。想定客単価を2,500円に抑え、「もっと気軽に来たい」「単品利用もしたい」という客の声に応えた。
メインメニューのパフェは2種類。「濃厚チョコレートパフェ」(1,620円)は、オレンジソースにブラウニー、フランボワーズのクランブル、オレンジのマリネ、チョコフロランタンなどを重ねた。もう1種類は旬のフルーツを使って提供する「季節のフルーツパフェ」(1,620円)。
具材を4層に分けることで、華やかな見た目を演出する。角山克典社長は「見た目だけでなく、食べ進めても飽きない食感、味、温度にもこだわった」と話す。ドリンクは、シャンパン、ウイスキー、カクテルなどのお酒や、コーヒー、ハーブティーなど100種以上がそろう。通常のワインより甘味が強い「デザートワイン」や生育中のブドウに良質なカビが付くことによってできる「貴腐ワイン」など珍しいものも。
店頭では「ジントニック」「フランボワーズ」などのボンボンショコラや、「ココナッツ」「アールグレイ」などのチョコレート14種(160円~)が購入できる。気軽に食べてもらえるように、手頃な価格設定にした。
店舗面積は約70平方メートルで、席数は18席。灰色を基調とした内装に、大理石のカウンターで落ち着いた空間を演出する。世界地図にカカオの産地を描いた壁紙や、カカオの木をイメージした装飾に、カカオの実に見立てて酒瓶を置く遊び心も。オープンキッチンが併設され、シェフパティシエがパフェやチョコレートを作る様子も見ることができる。
ターゲットは20代~40代。角山さんは「夜中に気軽にスイーツが食べられる大阪でも珍しい店。甘いものとお酒が好きな人にぜひ足を運んでほしい」と呼び掛ける。
営業時間は18時~翌2時。定休日は第1・第3月曜、日曜・祝日。